オーストラリア・ゴールドコーストで日本語教師養成講座 コースの内容

ゴールドコーストで日本語教師養成講座420時間 カリキュラム、教科書の使い方、時間割、受講生の1日の様子、検定試験対策などコース内容を紹介。
ゴールドコーストで日本語教師養成講座

ゴールドコーストで日本語教師養成講座コース内容

カリキュラム紹介

ゴールドコーストで日本語教師養成講座は文化庁の新ガイドラインの指針に沿った授業内容で、日本の日本語学校が日本語教師になるために必要としている学習時間が420時間の日本語教師養成講座です。従って、卒業後は主な教育機関の採用条件にも適応しています。講座は、最大8人までの少人数制ですので、模擬レッスンのチャンスも多く、アットホームな雰囲気の中で、徹底的に勉強できます。主には、「理論 → 実技 → 実習 徹底した実践主義、豊富な模擬レッスン」の流れで進めていきます。

(1) 日本語教育理論
この講座では、日本語教育能力検定試験の出題範囲を網羅しており、講座8週目には、日本語教育能力検定模擬試験を実施しています。
(2) 初級日本語教授法
「みんなの日本語」を中心に初級文法の教え方を学びます。この中で、学習するみんなの日本語全50課に対して全てオリジナルの教案を作成します。
(3) 模擬レッスン
プランニングから教案作成、そして実際に45分間の授業を行います。
(4) 実践日本語教育
併設の日本語学校にて、実際の現場での教師としての仕事を総合的に学びます。

カリキュラムは以下の表を参考下さい

1.日本語理論/日本語教師養成講座

社会・文化・地域に関する領域
  • 日本事情
  • 国際関係
  • 日本語教育事情
  • 社会言語学
  • 語用論
  • 異文化コミュニケーション
  • コミュニケーション論
  • 日本語史
言語に関する領域
  • 言語学概論
  • 日本語文法
  • 音声・音韻・発音・アクセント
  • 語彙・意味
  • 文字表記
  • 対象言語
  • 類似語
教育に関する領域
  • 教育・教材論
  • コースデザイン
  • 評価法
  • 学習環境
  • 指導法
教育心理学
  • 言語理解
  • 言語習得論
  • 教育心理学

2.初級教授法実践論

  • 1. 直接法/環境対応法
  • 2. 教科書の使い方
  • 3. ひらがな・カタカナ
  • 4. −-は〜です 構文
  • 5. こそあど
  • 6. あります/います
  • 7. 家族関係/「うち」と「そと」
  • 8. 時間/時制
  • 9. 行きます/来ます/帰ります
  • 10. 動詞
  • 11. 動詞の時制
  • 12. 形容詞
  • 13. 形容詞の時制
  • 14. 助数詞
  • 15. 動詞のグループ分け
  • 16. 欲しいです/たいです
  • 17. て形 作り方
  • 18. −て、−て、−て/―てください/−てもいいです/−ています(−ing)
  • 19. ない形 作り方 −ないでください
  • 20. 辞書形 作り方 連体修飾/−ことができます
  • 21. た形 −たほうがいいです
  • 22. −まえに/−あとで/−とき
  • 23. 複文
  • 24. あげる/くれる/もらう
  • 25. ましょう/ましょうか
  • 26. たら/ても
  • 27. −んです
  • 28. 可能形 作り方
  • 29. −ながら/−とき/−し
  • 30. 状態表現 −ある/−ている/ておく/−てしまう
  • 31. 意向形
  • 32. 意思表現
  • 33. 命令形 命令とアドバイス
  • 34. 予想/予測
  • 35. 複文
  • 36. 条件節
  • 37. −ように
  • 38. ようだ/そうだ/かもしれない/−と思う
  • 39. 受動態
  • 40. 待遇表現
  • 41. 目的
  • 42. 場合
  • 43. −ところ/−ばかり
  • 44. 使役形
  •  

教科書の使い方

ゴールドコーストで日本語教師養成講座のテキストは、オリジナルテキスト4冊と「みんなの日本語」を使って対応しています。尚、オリジナルテキストは、英語圏における長年の日本語教育の経験を生かした「初級日本語教授法テキスト」、日本語教育能力検定に照準を合わせた「日本語教育理論テキスト」、自習用「ワークブック」、実際の授業の進め方のポイントを分かりやすく説明した「日本語教師ハンドブック」の4冊を使用します。


ワンポイントアドバイス

『みんなの日本語』全50課に対する教案の作成:
ゴールドコースト日本語教師養成講座の授業風景講座受講中に毎日のように教案の提出が課されます。この講座は世界各地の日本語学校で採用されている『みんなの日本語』の教科書に沿っても授業が行われますが、各課ごとのオリジナル教案の作成も同時に課されます。具体的には教案の提出がありそれに対する講師のフィードバックがありますが、それを積み重ねることにより卒業時には少なくとも50の教案を作成していることとなり、そしてそれはオリジナルの教案となり、その後の日本語教師として活動する際にとても役立つ教案(資料)となります。教案の作成の仕方などはもちろん初期の段階で指導がありますが、教案作成は日本語教師としてとても重要な位置づけとなりますので、これだけ多くの教案を作成することは、将来に必ず良い影響を及ぼします。
日本語教育能力検定試験合格対策講座:
全8週間ですが、全ての週において日本語教育能力検定試験に関連する授業が盛り込まれています。そして最後の週は、この日本語教育能力検定試験合格対策として、この週に2回模擬試験が行われ、更にそれに対する解説が行われます。これによりこの試験合格に向けた準備を行うことができ、結果として現在のところ当講座受講生の7割がこの試験に合格しているという実績があります。この試験の合格率が毎年20%前後と言う事を考えると、かなり高い確率での合格実績となっています。
ゴールドコーストだからこそできる事、『異文化・異言語体験』:
ゴールドコースト日本語教師養成講座の授業風景全8週間で420時間を全うするので、講座に集中する必要はありますが、せっかくオーストラリアまでやってきているので、授業だけではではもったいない!部分もあります。オーストラリアは、移民の国なので、多くの国籍の方が混在して生活をしています。まさしく将来の生徒になりえる国籍の方々とコミュニケーションを図るいいチャンスがあります。この土地柄、日本にいては経験できない事がたくさんありますので、どうぞ、現地の人との生活を通して交流を図り、積極的に異文化体験をしてみて下さい。その事により、将来の生徒の気持ちや考え方も理解でき、将来に生かすことが出来ます。また、8週間と短期ですので、受講期間の前後で英語学校などを組合せることも可能です。オーストラリアに来るので、英語も勉強したいと思っている方にも対応ができる内容です。
BBIと学校との関係:
この日本語教師養成講座を行っている学校はゴールドコーストにあります。また、日本語教師になる。を運営するBBIの本社も同じオーストラリアにあります。同じ日本語教育というフィールドで活動していますので、この学校の校長先生とBBIはとても良い関係を保っています。お申込み時のお問合せや講座受講中に万が一トラブルなどがありましたら、迅速に両社が対応することができます。BBIの日本の支社においては、当校が日本にないことから、代わりに講座の案内をさせて頂いています。 また、実際に教材も見て頂くことができるのでお気軽に弊社のオフィスにお立ち寄りください。

 

全体の時間割

週に約25時間のクラス活動があります。(*他に課外活動による課題提出あり)

月〜金 9:15〜14:45 (昼休み 12:30〜13:15)

  • クラスの進行状況によりクラス活動の時間が14:45を越える場合もあります
  • 祝日・受講人数などにより変更する場合があります
  • 上記の正規授業時間に加え、日本語クラスへの参加等の課外活動が必修となることもあります
  • 学校のオープン時間は9:00〜16:00
  • 受講生は16:00まで自由にインターネットを使うことが出来ます

ある一日の受講生の様子

午前7時起床。ご朝食(シリアル、ヨーグルト)
午前8時すぎホームステイ先を出る。学校までのお迎えが来るのでそれに乗って学校へ。
午前9時15分 授業開始。『みんなの日本語』に沿って初級教授法の学習。
午前10時講師からのまとめ
午前10時30分担当受講生による模擬授業開始。
模擬授業後受講生、講師交えて授業内容に関して意見交換。
午後12時すぎ時昼食、休憩
午前12時45分午後の講義スタート、初級教授法の学習。
午後1時30分担当受講生による模擬授業。
模擬授業後受講生、講師交えて授業内容に関して意見交換。
午後2時45分授業終了。その後、他の受講生と共に教室に残って明日の課題の準備。また模擬授業を担当する受講生は、教案作成や最後の確認。
午後5時から併設の日本語学校にて、日本語の授業に参加するアシスタント研修実施。
午後7時帰宅後、ホストファミリーと夕食
午後8時翌日に向けて復習と予習及び課題の作成など

※ゴールドコーストは公共交通機関があまり発達しておらず登下校には不便さがあります。ホームステイを手配された方は、週20ドルで毎日の登下校の送迎をホストファミリーが承わっています。ご希望であればご利用下さい。

講座に持ってきた方がいいもの

この講座の課程の中には論文作成が含まれます。手書きでも受け付けていますが、インターネット等からのリサーチなどのため、ノートパソコンをお持ちの方は持込されることをお勧めします。学校でプリントアウト(10セント/1枚)もできますので、USB等もご用意されていると便利です。また、初級文法教授法の講義では、「みんなの日本語I・II」を使用し、講座初日にお渡しします。ただ、日本にいらっしゃる時からこの教科書を閲覧し、学習したい方は、事前に購入しても問題はございません。その場合は、その教科書を持参下さい。教科書代として50豪ドルをキャッシュバックします。

※学校で使用しているものは、台湾からの輸入しているみんなの日本語の教科書となります。日本で購入する教科書と細かいところで異なります(日本のものは、CDが付いていなかったり、単元毎の進出単語が明記されていなかったりしています)。学校ではこの内容が全て含まれている台湾からの教科書をお薦めしお渡ししていますが、日本からお持ちになる場合は、上記内容等が含まれておりませんのでこの件は予めご了承下さい。